伝える

森に入り、感じ、考える。その体験から、森と人との関係は少しずつ始まっていきます。
私たちは、森林ツアーや環境教育、イベントを通じて、森と人をつなぐ体験を届けています。森は、遠くにある特別な場所ではありません。けれど、日々の暮らしの中では、森の存在や、森を支えている人の仕事に触れる機会は多くありません。
森を知らないまま、森を守ることはできない。
森に入り、木に触れ、風を感じ、足元の土や草に目を向けることで、森は少しずつ自分に近い存在になっていきます。

私たちが大切にしているのは、知識を一方的に伝えることではありません。森の中で感じたこと、疑問に思ったこと、心が動いたことをきっかけに、一人ひとりが森との関わり方を考えられる時間をつくることです。
森を活かすこと。森を育てること。そして、その意味を人に伝えていくこと。この循環がつながることで、森は次の世代へ受け継がれていきます。
私たちは、森と人との距離を少しずつ縮めながら、未来の森を守り、育て、活かしていくための入口をつくり続けています。
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ゆうきの森ツアーについて
森林ツアー―森に入り五感で感じる―
森林ツアーでは、森を歩き、木に触れ、風や匂いを感じながら、五感を通して森と向き合う時間を提供しています。決まった形に当てはめるのではなく、その日の森の状態や季節、参加される方の関心に合わせて内容を組み立てています。
同じ森であっても、季節が変われば見える景色は変わります。歩く人の視点が変われば、気づくものも変わります。
木の高さに驚く人。足元の小さな植物に目を留める人。森の静けさに心を動かされる人。林業の仕事を知って、森の見え方が変わる人。
森の感じ方に、正解はありません。
ただ見るだけではなく、自分の感覚で森を受け取り、そこから考えること。その時間が、森を身近に感じるきっかけになっていきます。


森林イベント―気軽に森と出逢う―
森林イベントでは、より多くの人が森と関わるきっかけをつくっています。私たちが大切にしているのは、森に関心がある人だけに向けた場をつくることではありません。
音楽、食、ものづくり、学び、あそび、健康など、さまざまなジャンルと森を掛け合わせることで、これまで森をあまり意識したことがなかった人にも、自然と森へ足を運んでもらえる入口を作り続けたいと思っています。そうした小さなきっかけが、森への見方を変えていくことがあります。
楽しい、気持ちいい、不思議だな、もっと知りたい。そんな気持ちから、森との関係は始まっていきます。
一人でも多くの人が森に入るきっかけづくり。私たちは、森との距離を少しずつ縮める場をつくりながら、人と森が無理なく関わり続けられるきっかけを育てています。
環境教育―森との繋がりに気づく―
森は、自然の仕組みだけでなく、私たちの暮らしや地域、未来とのつながりを感じられる場所でもあります。
環境教育のプログラムでは、森の成り立ちや循環、林業の役割、人が森に関わる意味を、体験を通して伝えています。知識として学ぶだけではなく、実際に森に入り、自分の目で見て、手で触れ、感じたことと結びつけて理解すること。
その体験が、自然に対する意識や行動を変えるきっかけになると考えています。

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