木頂米

 

 

豊かな自然を背景に、多くの湧水スポットもある鹿北町。その豊富な山水の恩恵を受けながら、山の麓で”無農薬無化学肥料天日掛け干し”でお米を作っています。山には水を保水、浄化する機能があり、それは一本一本の木のチカラから生まれるものです。木から頂いた山水、また、愛工房で木を乾燥する際に出る水『木頂水®』を田んぼにいれて作っていることから、私たちが作っているお米を『木頂米(きちょうまい)』と名付けました。

ちなみに、天日掛け干しとは「刈った稲を竹竿にかけ太陽の光と秋風で乾燥させる」という方法です。昔はどこの農家も掛け干しを行っていましたが、あまりにも時間と手間がかかる為、今ではコンバインで刈りそのまま乾燥機で乾かすのが主流です。しかし、木と同じく、短時間に急激な温度変化を与えるとお米自体に負担がかかったり、コンバイン等の大きな機械を導入すると経費が掛かり、赤字になってしまいます。
お天道様と秋風の力を借り、2~3週間かけてゆっくりと水分を抜いていく。その間、稲はそのもてる養分を、最後の最後まで茎葉から籾へと送り込みます。骨の折れる作業だけれども、自然に沿った昔からの栽培方法を守りたい、お米本来の味を今に残したいという想いでこの方法を続けており、これからも続けていきます。
2016年、木頂米が熊本だけでなく、福岡、東京のお客様にも届けられました。今年は作る面積を少し増やし、7反(たん)から1町(ちょう)にチャレンジします。山から川そして海に繋がる生態系が守られることを願って、今年もお米作りに米進します。